預金保険機構、SBIと新生銀に質問状 回答期限12日
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国が動きましたね。至極真っ当な質問、つまり「企業価値向上」に対する両社の根拠を聞いた上で判断しますよというスタンス。
他の株主からも同様の質問が出ていても全く不思議ではない。いずれにせよ、この回答に答えられるが新生銀行にとってラストチャンス。
政府としても反対票を投じる意味は極めて大きく、つまり既存経営陣か新しいSBI経営陣のどちらが公的資金の返済に至るまで株価を向上させられると考えるかというスタンスを示すことなので、この質問をするのは当然。予保(≒ 政府)から真正面からの本質的質問です。
> 「預金保険機構は新生銀に対しても質問状を送付したと発表した。新生銀に対し、本源的価値はどのような分野・業務にあると考えているかを示すことを求めた。その上で、本源的価値が株価に反映されるため、また本源的価値をさらに高めていくための今後の経営方針についてただした。」大株主としては、至極真っ当な動きだと思います。
その回答を基に、誰がどうやって判断をまとめるのかに注目です。
実質的に国の方針を示すことと等しいと、望まなくとも、見られてしまうわけで、どちらの見解にくみするのかだけでなく、その考え方、意思決定プロセスが開示されるのかも気になります。