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コロナ予防薬を特例承認 濃厚接触者らに発症前投与―厚労省

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    専修大学 商学部教授

    新型コロナ感染症の抗体治療薬「ロナプリーブ」に対して、治療に追加して予防でも認可を与える見込みですが、強い制限付きです。選択肢が増える意味では朗報ながらワクチン非接種者への単純な予防目的投与(ワクチン代わり)は認められません。ワクチン既接種者に対しては一部の例外を除き予防投与自体が認められません。使用できる場面はかなり限定されますがこの判断に違和感はありません。理由は以下の通りです。

    ワクチン接種者は抗体を自分で産生しますので、通常は接種者がさらに「抗体カクテル薬」を接種しても効果がほとんど見込めません。したがって(副作用が多く発生する傾向のある)生物学的製剤の抗体医薬品を投与するメリットに比べデメリットが大きいと判断されているのだと思います。

    ワクチンを接種せずにかかった場合に当医薬品を投与すればよいかという点については、「補充する抗体量が少ない」に加え「コストの問題」が発生します。新型コロナ感染症は、現在2類感染症指定のため全額国費で負担されます。「ロナプリーブ」を使用した場合も患者の費用負担はありませんが、当医薬品の調達価格は1回あたり30万円を超えるとされています。50万回分の購入契約が結ばれているとされ、発売元の中外製薬には約1500億円以上が支払われているはずです。(それでも抗体医薬品としてはかなり安価な価格設定です=調達量が多いからでしょう)。ワクチン接種の場合、1回あたりの医薬品の価格は3000円以下ですのでコストは全く違います。

    当医薬品で補充できる抗体量はワクチン接種の場合よりも少なく、外来抗体の人体投与には本質的にリスクが伴います。「新型コロナにかかっても当医薬品があるから問題ない。だからワクチンは接種しない」という考え方は望ましくないと思います。

    また本人の自由意思でワクチンを(接種できるのに)接種しない場合においては医薬品の価格を無料とするのではなく、少なくとも保険対象の扱いにしないとバランスが取れず、社会的に影響が大きいのではないかと思いますので、2類感染症に指定されていても「無料ではなく保険適用」にされるかもしれません。仮に30万円の保険薬価がついた場合には、当医薬品の自己負担額は9万円程度になります。


  • 総合医, 臨床教授, 国際公衆衛生師, 麻酔科標榜医, 総合内科専門医, 学校医, 産業医, アメリカ健康教育師 副院長,臨床教授

    圧倒的な治療薬パクスロビドPAXLOVIDが2021年11月5日ファイザー社のものがFDAより発表。
    このロヒナリーブ一本31万で今回のパクスロビドは1回8万円。これが普及すれば落ち着くはず。

    A Study of PF-07321332/Ritonavir in Nonhospitalized High Risk Adult Participants With COVID-19https://clinicaltrials.gov/ct2/show/record/NCT04960202?term=EPIC-HR&draw=2&rank=1


  • 厚生労働省は5日、「抗体カクテル療法」と呼ばれる新型コロナウイルス感染症の治療薬「ロナプリーブ」について、発症予防を目的とした投与も認める適応拡大を特例承認したとのことです。


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