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アメリカの会社の様に書いてあるけど、創業は日本の会社。やはり顧客ベースは日本が強いけど、その技術力で世界にチャレンジしているだけでなく、成功しつつある。もともとマーケティング領域に強かったトレジャーはarmに買収されてIoTを狙っていたが、プロダクトフィットは高いとは言えず、結局再度スピンアウト。マーケティングを軸にしてセールスやコールセンターなどの領域へもサービス展開していく戦略は正しいと思うが、上モノのソリューション開発力はデータベース技術を強みとするトレジャーにとってはまだこなれているケイパとは言えないのかも。そう言った領域に今回の投資マネーを使うのかな。
DXが流行する中で、まずデジタルで補足できるようになった顧客行動データを蓄積しつつ、そのほかの顧客データと統合して活用したいと考える企業ニーズが発生しました。

その実現には以下の課題があります。

・拡張性の高いデータ格納庫が必要になる
・そして、散在するデータを取りまとめるのに莫大な工数が掛かる

この解決手段として、トレジャーデータは特に日本では大きなシェアを獲得しています。

これからは、これまで統合され蓄積されてきた顧客データをより活用し、さらに事業成果に変換していかなければなりません。

その挑戦のための大型資金調達だと認識をしています。
トレジャーデータはかなりの割合で日本の会社ですね。事業会社であるソフトバンクと強固な協業をしており、ついに大型出資に結びついた、という印象です。マーケティングのデータプラットフォームとしてはオンリーワンなので、よくぞここまで生き残って成長した!と感慨深い
CDP(Customer Data Hub)は、オンライン上のアプリケーション等をAPIで一元管理するための、データマネジメントプラットフォームとして利便性の高いソリューションです。

トレジャーデータは数あるCDPベンダーのなかで、最もネイティブコネクタが多いという印象があり、CookieレスでPrivate DMPの在り方が変化を遂げている最中、よく耳にするベンダー(メーカー)です。

もともと同社はArmの半導体IPライセンス事業傘下だった頃から、資本関係含めソフトバンクグループとの関係性は高いと感じていましたが、今回の資金調達でCookieレス時代においてデータガバナンス機能を強化しつつ、ファーストパーティーマーケティングプラットーフォームのハブとしての存在感が増しそうです。
2018年春にSBKKとTDとで販売協業開始、2018年夏にTDがarmに買収され、2019年にSBKK・TD・博報堂の3社JVであるインキュデータ設立、2021年TDがビジョンファンドのポートフォリオカンパニーになり、そして今回SBKKが250億円の出資。
めまぐるしい!
本件のプレスリリース:https://www.treasuredata.co.jp/press_release_jp/20211104_treasure-data-raises-234-million/
ただただスピード感がすごい。これがグローバルスタートアップのスピードなのか、と。
Armから再独立後、初となるエクイティファイナンスを発表しました。

アドテク、マーケティング領域でこれまで多くのお客様に活用していただいたCDPをSalesやCRM, CXMの領域でも使っていただくために、投資を加速させていきます。また、グローバル展開も加速するので、グローバルでのデータ活用についてもサポートさせていただければと思っています!

補足:
Treasure Data Inc.は日本人の創業者3名が米国で設立した会社でございまして、日本は一番目の支社です。現在は20カ国に約500名のメンバーがおります。2018年に英国のArm社に買収されました。昨年発表されたArmのNvidiaによる買収に際して独立、Softbank Vision Fund 2の投資先となっており、今回ソフトバンク株式会社等からも出資をいただきました。
大型調達おめでとうございます!SoftBankでTreasureDataを使っていたので、元ユーザーとして更なるグローバル展開を楽しみにしてます。
CDPと言われて、ピンと来る人や企業が日本国内にどのくらいあるのか気になりますが、これからはCDPを導入するだけでなく、組織の体制も含め、きちんと利用できる企業に軍配が上がる⁉︎
この分野はCookie規制の潮流など追い風が吹いているかと思いますので、可能性大きいでしょうね。ところで創業は日本だと思うのですが、米トレジャーデータになるんですね。