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毎日のように心房細動の治療をしている医師です。

たしかにApple Watchで診断のキッカケになる方もいますね。ただ、若くしてなる方がいないわけではありませんが、基本的には50-60代以降特に年齢とともに一気に増加する病気ですので、smart watch使用者はさほど多くはない印象です。都会の方だと多いのかもしれませんが。

そして注意すべきはApple Watch単独での診断は困難であり、その承認の形式からもそれ単独での診断や治療は推奨されていません。

心電図の指導や、記事を書く程度には不整脈の専門医としてやっていますが、12誘導のうち不整脈の診断が比較的しづらい「Ⅰ誘導」のみというのは弱点でもあります。
12誘導とっても時に循環器専門医も診断しづらいこともあるくらいですので(1%くらいでしょうか、ごく稀に診断を修正することがあります)、私自身はApple Watchの波形を見せてもらっても診断には自信が持てないことは少なくないです。

あくまで心房細動がないだろうと確認することや、逆にある人の診断には使えないもののキッカケになるということ、あとは他の不整脈の診断のキッカケにもなりうるということはあります。
普段なかなか意識することがありませんし、気づくきっかけになるのは大きいですね。

そのうち、血糖値も分かるようにならないかなー。
予防医療の形がどんどん変わる。イノベーションが起きてますね。
こういった活動が、一般的になれば、命を救われる人も多くなるので、広まるとよいですね。

(以下、記事中から引用)
そんな中、大塚医師は、アップルウォッチの心電図アプリに注目し、今年4月末から無料の「アップルウォッチ外来」を開始した(アップルウォッチの「家庭用心電計プログラム」と「家庭用心拍数モニタプログラム」は2020年9月に医療機器承認を取得している)。

 ニューハート・ワタナベ国際病院の総長である世界的な心臓外科医、渡辺剛医師が20年以上も前から続けてきたネット相談(無料ネット外来)のコンテンツ上で、アップルウォッチの心電図アプリで記録されたデータをPDFファイルで受け取り、専門的なアドバイスを行う。匿名OK、危険な状態にある相談者に対しては、即刻専門医療機関への受診を勧めるほか、希望があれば、同院への受診(その後に必要であれば手術)にも対応する。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません