カナダ中銀、経済への気候変動の影響を評価する新モデルを開発
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注目のコメント
報道だけでは断片的ですが、グラベルさんはなかなか深淵なことを言っているように感じます。すなわち、脱炭素化が一部の産業の存続を難しくし、この結果として金融システムが不安定化するリスクが高まる場合(すなわち、気候変動対応と金融安定が - 少なくとも短期的には - 相反し得る場合)、中央銀行はどう行動すべきか?実は難しい問題だと思います。
たとえば脱炭素の推進で逆に原油の価格が上がったりしていますが、それによって広い範囲で産業に影響を与えたりすることはあると思います
経済学でいうある種の“外部性”をどうするかということにもつながる問題ですが、中央銀行含む公的機関がなんらかの対処をすべきというのは、外部性に対するよい議論だと思います