【ゲイツ感激】農業システムを「一変」させるAIロボット工場
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注目のコメント
垂直農業は都市近隣もしくは水資源獲得が非常に難しい、極地であるなどごく限られた条件以外のところで価値を生むとは到底思えません。
日本のように太陽も水も豊富な地においては全く無用の長物です。
それでもこうした投資がなされている背景には西欧特有の終末思想があるのではないかという気が最近しています。
世界の終わりの際に閉鎖空間で生き延びるための技術
スペースコロニーや火星移住なども含め他シェルターで人類が生き延びるための先行投資的な考えがあるのではないでしょうか?
気候変動がそれに拍車をかけているのかもしれません。日本でも驚くほど多くの大企業が何ら中の形で農業に手を出しています(今はわかりませんが、以前は野村證券とかまで)。ビジネスチャンスがあることはわかっていても、今一つ勝ちパターンがわかっていないのがこの事業で、サプライチェーン、特に小売りを巻き込んだ新しい方法はまだまだ今後も出てくると思いますし、そこで抜け出すのは何がカギなのか、実家が農家の長男としても興味を持ってみていきたいです。
Iron Ox(アイアン・オックス)、おもしろいですね。動画では言及がなかったようですが、作物を水耕栽培に適した葉物野菜に絞り、さらに太陽光を使ったプラントとしている点が有望だと思いました。
ただし、動画では「垂直農法」にも触れていますが、これは混ぜて語らないほうがいいです。垂直農法、いわゆる「植物工場」のボトルネックは光量です。植物を育てるには光が必要ですが、これを太陽光ではなく、人工光でやりきろうとすると非常にコストがかかります。だから露地栽培とのコスト競争に勝てず、植物工場は普及しないのです。そして葉物野菜こそ、大量の水と光が必要になります。
Iron Ox のサイトをみると、プラントは「垂直農法」ではありません。これなら勝負できますね。ただし、そうなると都市部の近くで圃場を確保するのは難しくなります。太陽光を受けられるだけの敷地が必要になるからです。ロボットはコストセーブにはいいでしょうし、管理された水耕栽培のほうが必要な水量は減りそうです。ただ、これがどれだけのブレイクスルーになるのかは評価が難しいところです。
多額の資金を集めているのでしょうから、私の理解していない魅力がもっとあるのかもしれません。そのあたりの現地の声を、もう少し知りたいところですね。