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エチオピアは多民族国家です。おおまかなところで、
オロモ人   34%
アムハラ人 27%
ソマリ人   6%
ティグレ人 6%
で,
反乱軍の中心になっているのは、北部のティグレ人と西部のオロモ人です。
 アムハラ人は政府を支える立場が多いです。

ティグレ人の反乱は2020年11月に始まり、ティグレ地域に侵攻した政府軍は、2021年6月には大敗を喫して、一度撤退しています。
ティグレ防衛軍の捕虜となった政府軍兵士たち(2020年6月)
https://twitter.com/aminahabdalla/status/1409578900276002817

その後、政府軍は10月に反攻を開始、中国やUAEからの兵器援助と、北方の隣国であるエリトリア軍の出兵支援を受けています。
 しかし、ティグレ人だけではなく西部のオロモ人も呼応して反乱を活発化させたことで、政府軍の攻勢は頓挫しました。
 北部から南下してきたティグレ防衛軍と西部から東進してきたオロモ解放軍は、今週、首都アディスアベバから300キロほどの地点で合流を果たしました。
 首都アディスアベバ(人口400万人)をめぐる攻防戦が視野に入ってきました。今の政府が反乱軍に倒されれば、ティグレ人とオロモ人は分離独立し、エチオピアは解体されるでしょう。
エチオピア情勢は急展開を迎えています。

昨年11月にエチオピア政府とティグレ人民解放戦線(TPLF)の間で起こった内戦は、当初政府軍がエリトリアの援軍も得て優位に立ち、1カ月ほどで首都メケレを制圧していました。

ところがTPLFのゲリラ戦により、今年6月TPLFはメケレを奪還。
8月には中南部オロミア州を拠点とするオロモ解放軍(OLA)と同盟を結び、逆に攻勢に出て、9月末に隣接するアフィール、アムハラ州に侵攻。世界遺産のあるラリベラ、ヴェルディ地区を制圧しました。

その後膠着状態が続いていたのですが、昨日アムハラ州南部の要衝で、エチオピアの首都アジスアベバから北に300キロのデセが陥落し、エチオピア全土に非常事態宣言が発令されるに至りました。

エチオピア政府の報道官制があり戦況はよく分かっていませんが、政府軍は各地で敗退を繰り返しており、最悪首都アジスアベバにティグレ軍が侵攻するという事態も起こり得るかもしれません。

私も一昨年の正月エチオピアを訪問していますが、その経済発展著しいことに大変驚きました。
そのためエチオピアには多くの在留邦人が駐在しています。
戦争の先行きが心配されるところです。
エチオピアがまたもや非常事態宣言。

政治情勢や治安の不安定さ、政治的な活動への弾圧も深刻な国のひとつであるエチオピアからは、日本にも安全な生活を求めてやって来る人たちが多くいます。

女性の権利を守る活動をしていたエチオピアのある女性が、難民認定申請の結果、不認定になり、その結果への異議申し立てをして裁判での判断となり、10年かかって難民認定されたということもありました。

日本の難民認定率は長年にわたって非常に低いのですが、令和元年のエチオピアからの難民申請者は35人、同年に難民認定されたのは2人(前から申請していた人も含む)、という数字を見ると改めて、緊急事態宣言が国際ニュースになるような国から逃れてきたとしても難民認定されることは非常に狭き門であることがわかります。
エチオピア政府は、北部ティグレ州の反政府勢力が首都アディスアベバに進軍しているとの懸念から、全土に非常事態を宣言。
首都の住民に近隣地域を守る準備をするよう命じたとのこと。心配です。