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ビタミンCは風邪を予防しない ノーベル賞学者が与えた影響の罪深さ

朝日新聞デジタル
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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    何事にも適切な量というのがあり、記事で紹介されているビタミンCについては、欠乏している方は極めて稀で、極度の偏食とお酒飲みなどの特別な事情がなければ、ほとんどの場合、特別な配慮をしなくても適切な量の摂取が行われているはずです。

    逆に、ビタミンCにも複数の副作用が文献で報告されています。 過剰なビタミンC摂取は、下痢や腹部膨満に関連しています。 また、男性が高用量のビタミンCを摂取した場合、腎臓結石が増えることとの関連も指摘されています。したがって、男性、特に特定の結石の素因のある人は、サプリメントの摂取をむしろ避けた方が良いとされていて、ビタミンCの摂取制限の必要性も説明されています。

    特殊な事情がなければ、ビタミンのサプリメントが必要になることは稀といってよいと思います。


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    東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医・医学博士

    この記事の元になっているメタアナリシスは、2013年、つまり8年前の報告です。

    最近の子どもの風邪に対するビタミンCの効果をみたメタアナリシスを検索すると2019年に行われているものがあります。

    ▷European journal of clinical pharmacology 2019; 75:303-11.

    生後3 ヵ月~18 歳の小児における上気道感染症の予防とビタミンCの関連を検討した ランダム化比較試験8件(3135 例)に対するメタアナリシスを実施したところ、

    すると、
    1)ビタミンC投与とプラセボを比較して上気道感染症(いわゆる風邪)の予防効果には差が認められなかった(オッズ比=0.75; 95%CI[0.54~1.03]; p=0.07; I2=74%)
    ものの、
    2)ビタミンCは上気道感染症の期間を1.6日減少させることが示された(標準化平均差 -0.30[-0.53~-0.08]; p=0.009; I2=70%)。

    という結果になっています。
    とはいえ、この記事にあるように2013年のコクランシステマティックレビュー(Cochrane Database Syst Rev 2013:Cd000980.)では、ビタミンCの有効性は否定されており、この結果は慎重に解釈する必要があります。

    それよりも、やっぱり十分な睡眠のほうが重要といえると思います。
    睡眠時間が 7 時間未満だと、8 時間以上に比較して 2.94 倍(95%信頼区間 [CI] 1.18-7.30)風邪を引く可能性が高かった…なんていう報告もあります。

    ▷Cohen S, et al. Sleep habits and susceptibility to the common cold. Arch Intern Med 2009; 169:62-7.


  • 再エネ事業会社 Senior Asset Manager

    確かに、「ビタミンCレモン50個分!」とか、そんなに摂取して大丈夫なのかなといつも思ってました。

    やっぱり、「いろんなものを少しずつ腹八分目で楽しく食べる」が大事ですね。


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