長期分散は懐に優しいけど、必ず儲かると盲信しないことが重要かも〜シミュレーションで見えたこと〜
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ドルコスト平均法でアメリカ株を買っておけば楽勝で人生あがりっしょ?と聞かれたので、ドルコスト平均法が前提としている条件は何なのかと、つみたて投資の課題を学術視点を交えて記載しました。つみたてと、一括投資のシミュレーション結果も意外なものに、
記事は、ちょっと難しくて理解ができなかったのですが、ドルコスト平均法には、以下の前提が必要な認識です。
1.投資する資産は短期的に値下がりしても、長期的に右肩上がりであること
2.投資タイミングの価格が高いか安いかわからないが、失敗することは極力避けたい方針であること
投資資産の状況を確認しなくても良いように、放ったらかしにしても問題ないように、過去の歴史と人類の未来を信じて、全世界株やS&P500を買い1の条件を満たします。
そして、一気に投資した方がパフォーマンスが高いかもしれませんが、失敗しない(元本割れを極力防ぐ)ために時間分散をするのだと理解をしています。
一括投資は、90%の確率でパフォーマンスがいいかもしれませんが、10%の確率で高値掴みをして元本割れリスクがあるのなら、その元本割れリスクを極力減らすのがドルコスト平均法だと思っています(確率は適当です。もちろん、タネ銭があるのであれば、複利効果を得るために、シュミレーションのように30年に分散しないで当初から3〜5年、長くても10年ぐらいで投資すべきだと思います)。
そして、記事のタイトルのように盲信はいけません。投資はリスクを取ることでリターンを得ることです。しかし、そのリターンを得る確率(元本割れにならない確率)が最も高く、高い再現性ある投資法が全世界株やS&P500への時間分散の投資であると考えています。
ドルコスト平均法は効率ではないのです。元本割れリスク避ける投資法だと考えています(この観点でも時間分散が劣っているということでしたら、謝ります。当方の知識不足です)。私もそうですが、まとまった金を投資に回せないから、毎月の給料から少しずつ投資しているという人はきっと多いはず。
だから、そういう人はリスクがわかったところで、それを飲み込んで積み立てる意外とれる手段がない。