【早わかり】Facebookが社名変更にかけた「4つの狙い」
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注目のコメント
SAOの世界観に憧れ続けている私としては、仮想世界が現実との境を失くしていく未来に夢を抱きます。
アプリがほとんどなかったiPhoneが初めてリリースされた時、Googleが色々なことに手を出さずひたすらシンプルなUIで検索を極め続けていた時、その戦略はほとんど批判にさらされ続けていました。
皆に理解される世界観など何も面白くありません。
目の前のことにどうしても目が行ってしまうマスを気にしていたら精神が持ちません。未来を信じ、我が道を貫き続けることがイノベーションを産み、人類の道を引き上げ続ける必要条件であると信じています。(十分条件ではないので、メタが成功するかは知りません)
起業家は批判されてなんぼ。みんなに理解されるような世界観は、何もイノベーションではありません。分かりやすくまとまっていると感じました。実際最近のビジネスウィークでは「Facebook knows it's losing the kids」という記事がありました。一番の問題はこれがどの程度「逃げ」かどうか。WSJのの追求がここまでになるとは想像を超えていました(実は、WSJはTheranosの実態を暴いてもいます)。大昔ですが、日産はトヨタに国内で勝てず、ヨーロッパに「逃げ」てM&Aの失敗を繰り返した経緯があります。名前をどうするかはともかく、Facebookの戦略が「逃げ」になり錯綜するようだと、プライドを持っている重要な人材の流出が懸念されます。
Facebookの課題とする「負のイメージ」で今回最も深刻なのはいわゆる”VR民”からの支持が得られていないことだと私は思います。このコメントを見ている皆さんのなかにはそんなの信じられない!という方もいるかもしれませんが、すでにメタバースのなかで生活を営み、経済を発展させ、新しい言葉や習慣、マナーを文化として醸成している人たちが世界中には多く存在します。今回のMetaの構想はその人たちからすると「いまさら何を言ってるんだ」という話でもあるし「名前・国籍・容姿など、現実世界の自己を解放する自由な空間であるはずのメタバースが、実名主義の巨大企業に支配されてしまう」という懸念が渦巻く結果になりました。
今後の課題としてMeta社の提示するクローズドメタバースが、どのようにオープンメタバースと共存し、本質価値をどう定義(ザッカーバーグさんは「一緒に存在できる」ということを強調してるように思えます)して伸ばしていくかがポイントになってくると思います。