2021/11/1

【必見】今年のクリスマスプレゼント、どうする?

この記事は、Quartzによる会員向けニュースレター「How to(ハウ・ツー)」から一記事の翻訳です。
世界中で異常気象が頻発し、貨物船の座礁で運河がブロックされ、コロナ禍がブルウィップ効果(需給ギャップが末端にいくほど大きくなること)をもたらしたため、世界のサプライチェーンは大きく混乱している。
いまや、オリーブオイルから書籍、さらには半導体を組み込んだ製品すべてが、末端の需要を満たせない状況にある。このサプライチェーン危機が何年もかけて顕在化してきたように、その収束にもしばらく時間がかかりそうだ
これは、安くて便利なものを買いあさる現代人の消費癖を見直すいい機会だ。ショッピングは私たちをハッピーにしてくれると思われがちだが、実は違うのだから。
とはいえ、自分のため(だけ)ではなく、家族や親しい人のためにプレゼントを買うホリデーシーズンは、わけが違う。しかも12月はもう目前だ。サプライチェーン危機で、ブランド側の戦略にも変化があるかもしれないが、消費者である私たちも戦略を見直す必要がある。それも急いで。
実のところ、筆者はサプライチェーンについてはあまり詳しくない。それに長年、倫理的なショッピングを実践し、家族にもそれを強く勧めてきた。一方、パートナーはクリスマスショッピングを1月から始めるほど、買い物にはうるさい。
そんな経験から、今年のホリデーショッピングを無事乗り切るヒントをご紹介しよう。