【後編】ヒストリーvs.ストーリー。歴史学の悩ましい問題

コメント

注目のコメント

• 合楽 仁美

  ライター バーとパンダと旅が好き

  ・2021年11月01日

  本郷さんは、自身の考え方は現代のメインストリームではないと語ります。ホームページに「がけっぷち研究者」と書いているのは、自虐ネタであり、ファクト重視型の現潮流へのささやかな抵抗なのかもしれません。
  https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/personal/kazuto/index.html
  
  今回の話を伺うにつけ、事実や数式で証明できる自然科学とは異なる、人文・社会科学の難しさを感じざるを得ません。
  
• 清水 勝彦

  慶應ビジネススクール 教授

  ・2021年11月01日

  歴史を読むとは、当時の事実、背景を踏まえた上での人間への洞察、想像だという点がよくわかりました。その意味では「事実は小説よりも奇なり」という点もいろいろあり刺激がある分野なのだということも。
  
  ちなみにきわめて個人的ですが「バランス」という言葉はできるだけ使わないようにしています。当たり前だし、バランスと言うとわかった気になってそこから先に進まないので。
• 野村 高文

  Podcast Studio Chronicle 代表

  ・2021年11月01日

  本郷和人先生をゲストに迎えた「歴史学」編。今回もとても興味深かったです。なぜ日本には「ストーリー」を重視する歴史学者が少ないのか？というテーマから、本郷先生の将来的に果たしたい仕事まで。ぜひいずれかのタイミングで、本郷先生に日本中世史を語り直していただきたいです。