2021/10/30

【秘話】BTSは、なぜアメリカで成功できたのか?

NewsPicks編集部 記者
今や世界的アイドルとなった、韓国のボーイズグループBTS(防弾少年団)。
2020年にリリースされた「Dynamite」を筆頭に、新曲を出せば米ビルボードをはじめ各国トップチャートにランクイン。
グラミー賞にもノミネートされ、国連でスピーチをしたり、米マクドナルドなどの広告に起用されたりと、幅広い活躍を見せている。
これまでアジア人アーティストは、アメリカ市場で「主流」として認識されることがなかった。数多くのK-POPグループも、アメリカ市場での成功を夢見たが、失敗に終わってきた。
BTSは何が違ったのか。
車移動が多いアメリカにおいて、実はトップチャート入りの鍵を握っているのが「ラジオ」だ。
BTSの成功の裏には、ラジオ局が曲をピックアップするメカニズムを徹底的に分析し、アメリカ全土においてどぶ板営業でBTSを「布教」したボランティア集団がいる。
「BTSx50STATES」は、全員がボランティアながら、HR、デザイン、リサーチ、広報などの部署も存在する組織だ。
NewsPicksは、この活動を初期から率いてきた2人のコアメンバーを直撃。BTSのアメリカ成功を支えた、知られざる秘話をお届けする。
INDEX
  • 「ラジオ」を攻略せよ
  • 突破口をあぶり出す「秘密のエクセル」
  • 「実在しない」と思われていたファン
  • つれない「大手」を振り向かせる方法
  • だから私たちは「応援」する