フェイスブック、従業員に内部文書の保存を要請 当局調査に備え
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今後の捜査を待たなければ真相はわかりません。ただ、このニュースの背景として知っていかなければならないことがあります。米国では、従業員が企業の不正を知って当局に通報すると、報奨金として巨万の富を得られます。１億円なら少ない方といった感覚です。この制度には批判も多く、社員はまじめに働くより会社のあら捜しするようになると言われています。民主党は報奨金を増額、共和党は減額する傾向があります。バイデン民主党政権になった効果がこのFBのニュースの背景にあります。
そういえばフェイスブックのマークザッカーバーグは、いかにして利用者に時間を無駄に浪費させてそれを自分らの利益にすることを日夜考えているということを話していたらしいねえ、それを聞いていっぺんに引いた
ここ、NPもそうかも知れないが（よそよりまだまし）
フェイスブックやツイッターとかのメジャーなSNSは社会に利益もある反面、発生させている社会的な損害は実は利益以上に物凄いかも知れない（人の時間を奪ってるのだから）だいたい、SNSはどれも例外なく煩悩が刺激される仕組みになっていていやらしい扉が壊れたかのように内部告発が相次いでいます。最初の告発となったインスタグラムの内部調査よりも、私にはベトナム共産党の求めに応じて事前検閲をしていたという報道の方が衝撃でした。多様性と透明性、誰にも平等のフラットさ、誰もがシェアできる機会均等をもってするプラットフォームですが、ザッカーバーグ氏のような強力リーダーが率いる組織が担うと、成長とともに矛盾が露呈します。この矛盾の解決はなかなかやっかいに見えます。
