米大統領、5年ぶり出席 東アサミット、関与再確認
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ASEANは中国の影響力がとても大きな地域ですからね。昨今のASEANニュースではラオスに旅客車時速160km、貨物車時速120kmで走る準高速鉄道の線路が完成し、先日首都ビエンチャン駅にランサーン号(中国国有企業中国中車製のCR200J型)が到着しました。開業は今年の12/2予定です。今まで陸の孤島として経済発展が乏しかったラオスですが、開通によりラオスと中国間だけでなくマレーシア、タイと中国間の陸の輸送網が更に発展することが見込めます。またインドネシアにも時速350kmで走るジャカルターバンドン間の高速鉄道を建設中でやや着手当初の計画から変化はあったものの、着実に完成に近づいており、完成した暁にはよりインドネシアの経済発展が活性化することでしょう。このように東南アジアは中国の恩恵を受けてる国が沢山あります。今後の東南アジアの動向に注目です。
中国とラオスを結ぶ鉄道開通
https://www.cnn.co.jp/travel/35178308.html
高速鉄道『ランサーン号』ラオス首都に到着
http://j.people.com.cn/n3/2021/1016/c94475-9907991.html
注目のコメント
バイデン大統領は、良くも悪くも、外交が好きな大統領です。そして、自分が外交通だと思っています。
トランプ大統領は、米国の外にはほとんど興味が無くて、アフガニスタンからも撤退するというし、サウディアラビアがどんな悪逆非道をしていようと興味が無いし、ロヒンギャ難民危機といわれても難民当人に「どこから来たのですか?」と聞いていました。良くも悪くも、大部分の米国人の世界理解を体現していました。
東アジアに限らず、今、米国の外交は活発化しています。今週のスーダンのクー・デタでも、国務省が中東、アフリカの多くの国に即座にコンタクトして、スーダン軍に圧力をかけています。
ミャンマーについても、ASEAN加盟国に働きかけて、ミャンマー国軍への圧力をかけるように促し続けています。
バイデン大統領自身、東アジアサミットにもでるし、国連の気候変動会議やG20サミットにも出ます。
あたりまえですが、外交は働きかけさえすればうまくいくというものではなく、裏目に出ることも多いです。バイデン大統領やその外交方針を煙たく思っている各国要人も多いです。
ただし、忘れ去って何の働きかけもしない、というのはやはり相手国の心証に良いことではなく、米国が圧力をかけてこないので問題を起こし放題になる国、というのもあるので、原則としては、米国が働きかけることで防げる問題は、世界にたくさんあります。