[チューリヒ 27日 ロイター] - スイス政府は、スイス国立銀行(中央銀行、SNB)が27日の政府との年次会合で、緩和的な政策を維持する必要性を強調したと表明した。

政府は「SNBは、極めて高く評価されているスイスフラン、依然として十分に活用されていないマクロ経済生産能力、中期的に落ち着いたインフレ予測を踏まえ、拡張的な金融政策が今後も必要だと強調した。これにより、SNBは国内の物価安定を確実にし、新型コロナウイルス禍からの国内経済の回復をさらに支援することができる」との声明を発表した。