「EV 炎上」バッテリー炎上事故が世界各地で発生している
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こうした対談形式で読むと何だかなぁと思ってしまいますね。リーフのバッテリーが燃えない理由もキチンと理解していないようで。。
折角なのでこの機会にリーフのLMO正極&空冷バッテリーが燃えない理由をコメントしておきます。
正極材料が他のNMCやNCAそしてLFPと比べて抜群に良いとか、空冷の機構が優れているとか、そういうことでは有りません。
燃えない理由は、燃える可能性がある量産セルをはじいているからです。つまり品質管理なんです、燃えない理由は。
一般的にバッテリーのセル生産の歩留りは、もしかしたら80%も行かないでしょう。2割は世に出ません。こんなレベルで生産を続けることはまず他の製品では無いでしょう。恐らく中韓メーカーは歩留りを上げて価格を下げていると思われます。でなければ、バッテリーが安くなる訳は無いのです。
そしてこの歩留りが今後改善するか?全固体や他の次世代電池になれば?
バッテリーのような塗る・乾燥する・巻くといったローテクを使った製法で劇的に歩留りが向上することは無いでしょう。全固体電池の製法がMLCCのような薄膜タイプであれば、製法もMLCCに似たものになり、現在の液系リチウムイオン電池よりも歩留りは上がるかもしれません。しかしEVのバッテリーは薄膜型では無く、バルク型と言ってプレス機のような機械的圧力をかけて成型する必要が有ります。セラコンのように量産することは出来ません。
なので全固体ではなく、24M Technologiesのような半固体(京セラはクレイ電池と呼んでます)や、APBの全樹脂電池のように、バッテリーの製法を変える次世代電池が登場しています。
NMCやLFP、全固体や半固体に全樹脂といった材料や相状態に注目するよりも、製法に着目してバッテリー関連の記事を読むのが良いと思います。今やテスラも採用したLFPも原材料製造では水熱合成法を使うため、NMCよりもCO2を多く排出するという論文も出されてます。
対談で話されている内容は、表層的な現象を語っているだけで、テスラはテスラでまともに研究も進めてるので、このようにディスる気には私はなれません。日本のEVは燃えない → だから売れる
という構図に現状なっていない。
中韓も今より技術は向上するでしょう。
バッテリーは重要ですが、バッテリーでしか勝負出来ないでは、今と殆ど変わらないと思います。
バッテリー以外の部分、デザインや自動運転技術、OSなども含めた総合力も求めらるるのではないか。燃えないEVリーフ 日産さすがです。
ジャパンクオリティ
それにして
バッテリー厄介ですね。
追記
将来 バッテリー廃棄の最終場所が発展途上国だったらやだなぁ
最近出てきたEVメーカーは、バッテリー廃棄まで考えてるのだろうか?