デジタル染色で変わる中国のアパレル、小ロット生産可能でコストにも強み

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• 河合 拓

  河合拓コンサルティング株式会社 代表

  ・2022年01月10日

  オンデマンドプリントのことだろう。そんな技術は、日本のイメージマジックがとうの昔にやっていて、LVMHの公式サプライヤーになり今年上場する予定。デジタル染色など、よくいい加減な翻訳をするものだ。なお、プリントと染色糸による生地は全くの別物だ。ホワイトキャンバスに絵を描くモノをプリントだとすれば、決まった柄の繰り返しが織り糸の特徴。代替になどならない。また、オンでマントプリントには、台紙やホワイトシャツが必要で、結局在庫レスにはならない。さらに、バリューチェーンが、「紡績・織布、染色、縫製、販売と主に4段階に分けられる」などと書いてあるが、相当いい加減。なんで、紡績したあとに織布が来るのか？？？？　正確には、紡績は「紡績、染色、織布」（素材メーカ) 、「裁断、縫製、フィニッシング、出荷（輸出)」（縫製工場、「店頭振り分け、店頭販売」が正しいが、ニットはまったく違う。また、TOP糸を使う場合やPC Dyedを使う場合も違う。頭痛がしてきた