EVの価格競争は「100万円以下のクルマを必要とする5億人」のためにある
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従来のクルマと言うフォーマットでは無いモノを想定してるんでしょうね。
例えばゴルフ場のカートの様な、走行性能はさほど問題にならない低速モビリティ。ならば安価なモノをと言うのはわかる。
因みにゴルフ場カートはエンジン搭載車も多いですけどね。
むしろエンジン搭載車の方が安価に作れるかも。
注目のコメント
自動車業界が固定化していて、装備や機能、デザイン面で没個性化している点はご指摘の通りです。
モーター販売のターゲットとして、新興メーカーは間違っていないでしょう。
一方、衝突安全や曲がる、止まる機能の冗長化など、譲れない部分もあるわけで、新興メーカーが市場で事故を起こさずにどうやってクリアしていくのか、まだ問題は残っていますね。パソコン、太陽電池、液晶テレビなどコモディティ化に起こった急速な価格低下が、EVにも起きるということは、伝統的自動車メーカーにとって受け入れ難いことでしょう。
5億人の人々に必要な100万円以下の車を昭和の時代の話として想定すると、高値の花だった車を庶民の車にしたスバル360をどれほど日本に元気を与えたかと思ってしまいます。
単に安い車を作るというだけに話ではないのです。
トヨタでさえ、自動車づくりに乗り出した時、国産車を応援していた日本人がたくさんいました。
日本電産のクルマの価格は1/5になるという発言には、世界の人々に屋根のあるクルマを届けたい、そういう思いがあることが分かりました。
豊かになり、車をステータスとして乗っている私たちは、まだ貧しかったころをすっかり忘れているようです。
世界はまだまだ貧しい、南北問題を解決する一つがEVなのかもしれないですね。