学生に「何を学んだのか?」を聞かない企業の失態
東洋経済オンライン
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そこで何を学びましたか。
この回答には、学習の話と人間の話の2つが挙げられます。当然、学習に関しては内容とちゃんと説明できるという知識が問われること、人間に関しては、さらに経験したことで何を習得したのかという法則や技能、人間の本質が問われます。
これが話せるか話せないかで、人となりが判断できます。ひいては、育った環境も露わになる場合もありますね。20数年前の学生だったような人が面接担当だと、大学で学んだことってほぼないって人もいるんじゃないかと思う。半面、記事にもあるように、今の大学生は講義には出席するしサボらない。そんな中でも、うちの学生は勉強1年の時からみっちりしてますよ。ぜひ、うちの学生には何を学んだか聞いてほしいです。だからこそかと思いますが、大学で学んだことが社会でどれだけ役に立っているのかをホントに気にします。
私のキャリアの講義では定量的に「時間かけたこと」「お金かけたこと」を考えさせていますが、時間の面では「大学の勉強」になっているはずです。大学入って遊ぶぞ、みたいな感覚でいたのに、ほぼ必修科目で時間割が埋まり、基礎科目の課題と基礎実験のレポートにどれだけ時間費やしていることか。そういった積み重ねが2年次以上も続くので、大学の難易度に比して、大企業就職率が高くて、「コスパのいい大学」などと言われてしまうわけなんですが。実際、勉強の量考えるとタイパはいいとは思えませんけど。