[25日 ロイター] - サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は25日、ミャンマーの民主派勢力が組織した「挙国一致政府(NUG)」の幹部とオンライン会談を開いた。ホワイトハウスが発表した。

サリバン氏はミャンマーの民主化運動を引き続き支援すると改めて表明し、同国に民主主義を復活させる取り組みについて意見交換した。NUGからはドゥワ・ラシ・ラー大統領代行とジン・マー・アウン外相が出席した。

ホワイトハウスの声明によると、サリバン氏はミャンマー国軍の暴力に懸念を示し、米国として「クーデターの責任を追及し続ける」と表明した。

とりわけ、民主活動家のコ・ジミー氏が最近拘束されたことに懸念を示し、米国として解放を訴え続けると述べた。

ミャンマーにおける新型コロナウイルス流行と米国によるミャンマー国民への直接支援についても協議した。