フェイスブック、7-9月売上高は堅調な伸び-見通しは慎重
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注目のコメント
(決算初見の感想をほぼ再掲します)
「メタバース」への投資を増やす宣言となったQ3。
今後はセグメントとして切り出して開示するようです。
このため、今期から来期にかけてコストがかなり増えそう(今期通期のOPEX $70-71Bnが、来期は$91-97Bnになる)で、この増分は今期売上高の17%前後。iOS絡みのプライバシー強化による広告事業への影響が見えきっていない不確実な状況の中で、思い切った判断という印象です。
利益の圧迫が想定されるなか、足元では自社株買いを強化しています。来期も続けて先行投資による利益圧迫を打ち返すのか。メタバースのマネタイズはどうなるのか、コマースはどこいっちゃったのか。のちほどじっくりみたいと思います。
5G、IoTにメタバースを掛け合わせて新しいインターフェースを作ることに夢を見る方が増えているな、というのが最近出た会議での印象です。日本ではあまり使用されなくなった印象があるFacebookだが、世界人口の約1/3が日々使用しているとのこと。
子ども用Instagramの創設等に伴う批判が多く、社名変更を検討しているとのことだが、これだけDAUを有しているため不要ではないかと思慮する。