硬直した金融業界を改革する、異色の“シニア専門家集団”とは
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一般的に銀行は転職が極端に少なかった業種だとは思います。一定の給与水準があり、それも年功序列的で、かつ退職金も長く勤めないと大きく増えない仕組みがあり、仕事的にも決して全てとはいいませんが面白い仕事もあるからだと思います。日本の大企業において、人事が硬直化する典型かと思います。(大変失礼な言い方で申し訳ありません。)
私も随分前から、銀行の優秀な人材が外部にどんどん出ていくと世の中のためにいいんだけどな・・・と感じていました。役職定年時期よりもう少し若い時期に。
記事のような取り組みは広がってほしいですね。銀行の人が外に出て活躍する受け皿にもなります。
さらに、特に地銀が独自の戦略をとるときのツールになればと思います。
これまで日本の銀行は総花的で同じような戦略をとることが多かったと感じますが、特に地銀は、①ミニメガバンクを指向する、②地元企業との取引深化にフォーカスする、といった戦略が大きく分かれてくるのでしょう。たとえば②を指向する場合は、特殊なローンを組成したり金融商品を開発したりという、稼働ボリュームが低くて専門性の高い機能はすべてを自前で持つ必要はなく、必要な量だけ外部から調達するのが合理的。
受け皿となる専門家が信頼を得られるかという課題とは別に、銀行自身の発想も大きく変わってほしいですね。私自身はジョブ型の外資系運用会社で長年働いてきたので、いくつになっても専門性を活かした転職ができると思っています。一方で、日本の会社はメンバー型かつ定期異動があるので、専門性を持ちにくいと思います。幅広い経験をするので、その会社の中では有能な人材ですが、転職するとなると専門性がなく難しい、もしくは給料が下がることが多いと思います。日本の会社の人事制度が変わらないと、人材の流動化は難しいのかなと思っています。
大原さんは、しっかりした哲学をお持ちでぶれないからいいですよね。
"地銀 meets コンサル"だと、ふわっとしたパワポのみが残るコンサルや、丸投げのケースが少なくないですが、伴走型の支援は持続可能性があります。