「日本の自殺か沈没か」 財務次官の文芸春秋砲
日本経済新聞
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矢野次官の論文とグループ1984年の『日本の自殺』では「沈没」というキーワードが共通しているという。グループ1984年の作品では「政治的、経済的、社会的に”沈没“してしまう」と書かれている。翻って日本の現状を見たとき、負担の給付の均衡が崩れつつある中で、国民に「パンとサーカス」を提供する政治、先進国はイノベーションを生み、経済成長を続け、発展途上国はキャッチアップする中で、昭和的な「日本型雇用」を死守し、中間層の底抜けを招いた経済、そして世界の国々がゼロコロナからウィズコロナに移る中で、与党も野党も国民もゼロコロナを求める社会。グループ1984年の『日本の自殺』で描いた政治的、経済的、社会的な“沈没“はリアルな問題のように感じる。