[23日 ロイター] - 陸上の2019年世界選手権ドーハ大会の男子200メートル銅メダリスト、アレックス・キニョネス(32)が22日、母国エクアドルのグアヤキルで射殺された。同国のスポーツ省が23日、発表した。

地元紙の報道によると、22日の午後9時20分ごろ、キニョネスを含む2人が銃撃されたという。

キニョネスは12年ロンドン五輪でも200メートル決勝に進出。東京五輪開幕前の今年7月、ドーピング防止の一環としての居場所情報の申告義務を怠ったとして、資格停止処分を受けていた。

エクアドルのラッソ大統領は今回の事件を受け、犯人には「必ず罰を下す」とコメント。国内の犯罪率上昇を受け、今月になって60日間の緊急事態が宣言されたばかりだった。