「年金増えたのは、運用を株でやったおかげでしょうが」自民・麻生氏
朝日新聞デジタル
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運用成果は市場の上げ下げによって大きく左右されるので、良かったのかどうかは必ず他と比べないと判断できません。
確かに昨年度のGPIFのリターンは株式市場が上昇したおかげでプラス25%と素晴らしかったですが、海外の大手年金に比べると低いです。外国株の割合がまだ低いのと、リターンを産まない国債の保有が多すぎるので。
注目のコメント
厳密には年金が増えたというよりも、GPIFの運用資産が増えたとおっしゃりたかったのでしょう。
ただ、2019年の財政検証によれば、年金財政は2014年の財政検証時点よりもその後のマクロ経済が想定以上だったことから、若干ましになったことも確かです。特に2014年に行ったGPIFの基本ポートの変更は素晴らしかった。
なにせ株式を倍にしたのだから。
タイミングは遅かったかもしれないが、変更してなかった可能性があったことを考えるとゾッとする。
一国民として最大級の賛辞を送りたい。
https://www.gpif.go.jp/gpif/pdf/midterm_plan_change.pdf
贅沢を言えば、将来のことを考えるなら海外株の比率をもっと増やすべき。それは、上がるとか下がるとかという下らない議論ではなく、日本の国民の将来を安定させるヘッジの意味合いでもある。大半の日本人は日本企業で働いているのだから、海外企業の業績にベットした方が将来のヘッジになるのは誰が考えても明らか。
目の前で短期的に起こることばかりに目を奪われていると本質が見えなくなる。
報道に頼らず、自分の頭で考えたい。