「年金増えたのは、運用を株でやったおかげでしょうが」自民・麻生氏
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私は障害年金受給者ですが、支給額は増えていませんよ。
この記事が伝えたいのは、麻生さんがまたわけのわからん誤解されそうな話をしているよということでしょう。
追記
GPIFが運用でどれだけ好成績を出していようとも、世界的に株の下落局面になればすぐに何十兆円も運用益は減るわけで、単なる水ものに過ぎません。年金制度の持続性向上のためにはもっと根本的な制度変更や対策が必要ではないですか。
それから、普段NPでは「メディアは事実だけ伝えれば良いんだ、偏向した意見や解説などつける必要はない」という声がよくありますが、事実だけを伝えると今度は変に意図を深読みしたり、なにか意味があるのかと文句をつけたり、様々に批判する。結局人間は「自分の好き嫌い」だけで生きている存在です。
ピケティが言うように、資本収益率は経済成長率より平均して2〜3%高いのですから、資本主義が続く限りにおいては巨大な資金は運用に回す方が長期的に良いのは当然です。そして、この程度の運用成績というのも出来てあたりまえの数字であり、自慢したり褒めたりするような話ではないと思います。当然やっておかなきゃいけないことです。運用の話ばかりになり、年金制度の根本的な問題から目が逸らされることを危惧します。
注目のコメント
厳密には年金が増えたというよりも、GPIFの運用資産が増えたとおっしゃりたかったのでしょう。
ただ、2019年の財政検証によれば、年金財政は2014年の財政検証時点よりもその後のマクロ経済が想定以上だったことから、若干ましになったことも確かです。特に2014年に行ったGPIFの基本ポートの変更は素晴らしかった。
なにせ株式を倍にしたのだから。
タイミングは遅かったかもしれないが、変更してなかった可能性があったことを考えるとゾッとする。
一国民として最大級の賛辞を送りたい。
https://www.gpif.go.jp/gpif/pdf/midterm_plan_change.pdf
贅沢を言えば、将来のことを考えるなら海外株の比率をもっと増やすべき。それは、上がるとか下がるとかという下らない議論ではなく、日本の国民の将来を安定させるヘッジの意味合いでもある。大半の日本人は日本企業で働いているのだから、海外企業の業績にベットした方が将来のヘッジになるのは誰が考えても明らか。
目の前で短期的に起こることばかりに目を奪われていると本質が見えなくなる。
報道に頼らず、自分の頭で考えたい。