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「片頭痛治療」で実は画期的な変化が起きている

東洋経済オンライン
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    専修大学 商学部教授

    片頭痛治療薬の最新の動向が良くまとめられている記事です。製薬企業に在籍していた一時期、製品戦略の仕事をしていました。その企業が有する資源を片頭痛に投下できないかと考えていた時期もあります。

    長らく(1990年代終わり頃まで)、片頭痛は原因がよくわからない病気とされており、医薬品の開発は遅れていました。ただ、降圧薬を服用すると症状がおさまる方がいることから、降圧薬が有する「血管拡張作用」が作用をしている、つまり、「頭痛は神経の過敏によって起こること。関係する神経が血管の弛緩により解放されるのでは」という仮説が立てられていました。しかし降圧薬により逆に片頭痛が起こることもあり、デリケートなメカニズムによって引きこされていることもわかっていました。

    頭痛自体はロキソプロフェンなどの鎮痛薬で症状が改善することがあることも知られていた一方、それも効果がない方が多数おり、患者さんによってはただ耐えるしかなく、当時は仕事を休む自由度が少なかった時代だったこともあり、苦労されたと思います(この患者さんは女性に偏っています)。

    医薬品の研究開発は、通常のペースでスタートから12~15年位かかることが普通ですが、そのころのニーズの1つが抗体医薬技術の発展により実現された形です。

    問題点は、有効率の低さ、高額な価格、安全性の確認症例数が少ないことです。このように書くと使いにくい医薬品のように思われがちですが、もともと医薬品の効果が患者ごとに違うのが片頭痛の病態であり、この薬剤での有効率が低くても選択肢が増える点で朗報です。抗体医薬品は製造にコストがかかり一般に高額ですがその中では安価です。安全性についてはもとより医薬品を使う限り副作用が起きることは承知しておく必要があるのですが、慎重なモニタリング下、いつでも医師にコンタクトが取れる状態で使い、リスクを減らす工夫が必要でしょう(他の医薬品にも同じことが言えます)。

    記事にあるマーケティングの話は、日本では販売者による「医療用医薬品の一般人への広告」が薬事法により禁止されていることから、一般の方に情報が流れていかないことにより、製薬企業が情報を広められないことによる苦肉の策とみられます。この雑誌記事にも製薬企業が協力しているかもしれません。それにコメントしている私も、間接的に協力したことになります。


  • 保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子

    片頭痛持ちの私も時々チェックする「頭痛大学」。
    http://zutsuu-daigaku.my.coocan.jp/

    創設は何と1996年! 日本のインターネットでも最古参の、頭痛に関する情報を発信し続けているサイトです。今回のCGRPモノクロナール抗体の話題も取り上げられています。

    後段のマーケティングの話しですが、記事の冒頭にもあるように頭痛には複数のタイプが存在し、トリガーも個人によって様々です。酷い片頭痛は一度始まると身動きがとれなくなるほど手の着けようがないため、予防の重要性はとりわけ高いです。

    それだけに、こうしたマーケティングが適切な知識の普及や専門医への診察を促し、結果として新薬が必要な人に届くのであれば理想的だと思います。


  • MPCの四日市 職制はリーダーだけど超ぺーぺー

    私の妻が正に片頭痛持ちなのでこれに期待してもいいでしょうか。
    気になるのは彼女は拡張型の片頭痛と緊張型の頭痛の両方を持っているので、この治療を行った場合に緊張型が悪化してしまわないかが非常に重要なポイントとなります。
    緊張型・拡張型問わず頭痛が始まるとQOLが物凄い度合いで暴落するので、せめて片頭痛だけでも治るのならばこの程度の費用なら安いものです。

    相応の専門科のある病院でなければ治療は始められないのでしょうが受診・相談してみたいものです。


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