販売は3カ所のみ幻の人気商品・ブラックサンダー“カップアイス”の秘密
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希少性が、欲望を刺激する。
いつでも、どこでも、誰でも買えるモノは、その価値がちょっとだけ低下する。限られた期間、そこだけ、アナタだけ、そー言われると「アリガタミ」が増すものだ。もちろん、それに見合うだけの商品力は必要だけど。
だけど、その商品力以上の存在に押し上げるのが、まさに希少性だ。そこらのコントロールが、経営者の腕の見せ所かも知れない。計算やデータ、マーケティングや金儲け感覚だけではない、洒落っ気と自らが面白がる気持ちが必要だ。
で、話は変わるが。移動スーパーとくし丸の稼働台数が、いよいよ来春1,000台を超えることになる。なのでそれを記念して、今とくし丸チョロQを作っている。関係者に、記念品として配る予定なのだが、製造ロットが大きいので、かなりの数が残ってしまう（とはいえ数千台だけど）。
そこで、とくし丸が走っている拠点スーパーと、もちろんとくし丸のトラックそのものでの販売を目指している。これもそーとーレアである。さて、こちらはどれだけ希少性を高められるか。幻と言われると買いたくなる。
わざわざ行って「せっかくだから」と大量購入。
その列が列を呼びさらなる希少価値へ。
苦労して手に入れたものはさらにありがたい。
30円がそれ以上の体験価値に。
これもマーケティング、ブランディング。
すでに定番の人気があるからこそできる技。脱帽です。
