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捕まっているオスマン・カヴァラという人は、実業家というか、出版社なども経営していましたが、主にNGO活動家のような人です。ソロス氏の「開かれた社会財団」などとも協力していました。
 この人が2017年から捕まっているのは、トルコのギュレン派という巨大なイスラーム運動の一員とされているからです。ギュレン派は、2016年の軍部のクー・デタの黒幕であるとエルドアン大統領から断定されています。
 オスマン・カヴァラ氏は、ギュレン派の一員というわけではないでしょうが、トルコでは何万人もがギュレン派関係者として逮捕されています。
 10大使、つまり米国やヨーロッパ諸国の外交団が、オスマン・カヴァラ氏の釈放を求めたことが、エルドアン大統領の逆鱗に触れました。
 欧米の外交団というのは、だいたい人権団体などから要請で、その国の人権状況の改善を求めるもので、その国の政府は無視しておけば済みます。
 エルドアン大統領が大事にしたのは、国内向け政治パフォーマンス、それに米国や西ヨーロッパとロシアを秤にかけて見せて、両方からいいとこ取りしてやろうという、従来からの外交手法でしょう。
 しかし、エルドアン大統領の方が、バイデン大統領がこういうコウモリ的なやり方を嫌悪する、というリスクをわかっていなさそうです。