不動産税、試験実施へ=価格抑制と格差是正狙う―中国
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固定資産税を不動産価格のコントロールのために導入するというのは悪手です。不動産の保有コストを上げることで価格の高騰を狙う投資家の手から実需での購入者に移そうという意図はわからないでもないが、そうするなら実需であるか投資目的であるかを見極めて税率を変えれば良いし、居住していない住宅や更地に対する課税を厳しくするなどやり方はいくらでもあるはず。単純に住宅に(新たに)固定資産税を導入するというのでは、後々政府によって恣意的に税率を変えられる余地が残り、政府の判断が常に正しいのでない限り、住宅(不動産)価格に不要な歪みを生んでしまう可能性がある。こういうところに中国らしさがあるといえばそれまでだが、危なっかしいな、と言わざるを得ません。