焼鳥店で鶏皮串「1人1本」 食品にも供給制約の影
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注目のコメント
冷凍食品は本当に輸入依存度が高いです.コンテナ運賃上昇が注目されがちですが,たいていの品目では売価に対する運賃の割合は大きくないです.運賃上昇というより,コンテナ不足や船舶遅延で物が来ないというのが影響大きいです.
物流の混乱,旧正月が一つの目安と考えておりますが,もう少し長引くのではないかという声も聞こえてくるようになりました.輸入に依存する比率が高い業態に関しては、輸送費高騰が長引く影響で、こうした値上げも避けられないと思います。
コロナ禍でコンテナ不足が顕著になっていますが、その流れとしては
①コロナ禍における需要急減により、コンテナ生産減少
②米国での巣篭もり消費増により、アジア発欧米向け貨物の急増
③コロナによる欧米港湾作業員の減少
④欧米で滞留したコンテナがアジアに戻らない
→コンテナ不足
上記流れによるコンテナ不足、輸送費の高騰が長期化しています。
2021年6月JETROのこちらの記事によるとコンテナ不足は解消に向けて進んでいるものの、輸送網の混乱による海上輸送費は依然として解消に時間ががかかる見込み。
コンテナ不足は解消に向かうも、海上輸送費の高騰や混乱続く
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/06/64477f249d6d0d92.htmlいよいよジビエの時代到来ですか?違うね。
ともかくとして、安い肉が当たり前にファーストフードで食べられるのは過去のことになるかもしれません。
考えてみれば当たり前で、牛肉豚肉など、生産に数多くのエネルギーを使う資源は、本来貴重な存在です。
大量消費出来る国のバイイングパワーは、日本からは減少していることを考えれば、大豆肉ももっと供給されるべきなのではないでしょうか。