[22日 ロイター] - 米クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)が22日発表した第3・四半期決算(9月30日まで)は、4四半期連続で利益が市場予想を上回った。新型コロナウイルスを巡る規制措置の緩和に伴う消費回復が寄与した。

株価は序盤の取引で4%高。

純利益は前年同期比70%増の18億3000万ドル(1株当たり2.27ドル)。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は1株当たり1.80ドルだった。

商品・サービス関連支出が増加したほか、旅行・娯楽関連支出は2倍以上となった。

また、信用状況全般の見通し改善を受け、第3・四半期に3億9300万ドルの貸倒引当金を戻し入れた。

純金利収入は6%増の19億9000万ドル。金利費用を除く総収入は25%増の109億3000万ドルだった。