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【入門】選挙を「10倍」楽しむコツ、教えます

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    南アフリカでアパルトヘイトが終わって、初めて黒人が投票できるようになった時、投票日の朝早くから投票所の前に並んで、「私は今世界で一番幸せな人間です」とインタビューに答えていた高齢の黒人女性のことを思い出しました。
     日本でも、1928年や1946年にはそういう人もいたでしょうが、もうそういう時は帰ってこないでしょう。
     「よりましな地獄」を選ぶために投票に行くべきだ、と言われても心が湧きたたないですよね。選挙は「よりましな地獄」を選ぶため、というのは日本においてはリアルで、南アフリカでも今や妥当な見方でしょう。しかし、「これで自分たちは確実に幸せになれる」という説得力が無いと、人の流れは変わらないでしょう。
     選挙は、観察する分にはとても楽しいです。私も米国や英国、マレーシアやインド、インドネシアで選挙があるたびに、選挙戦を追い、開票速報を見ながら、過去の選挙結果や各種統計を見比べながら考察するのが、趣味といっていいくらい楽しいです。
     日本の選挙でも、地域の過疎化、衰退している産業、選挙区ごとの課題、宗教団体や労働組合の現状、などなどが選挙運動や選挙結果から読み取れて、十分楽しいです。
     ただ、観察して楽しいのと、投票に行く時に心が躍るかは、全く別のことです。
     よく「投票に行こう」とかソーシャル・メディアなどでいわれますが、「投票に行こう」だけでは投票率も選挙結果も変わらないでしょう。特に、選挙結果を変えたい場合に有効なのは、「政党に入ろう」「後援会に入ろう」「選挙活動をしよう」です。結局、選挙のたびに電話して来る元同級生、職場やご近所に投票のお願いをする人たちこそ、個人の力で最大限に選挙結果を左右できます。
     問題は、選挙活動をあえてするほどの魅力が選挙にあるか、ですが、大部分の日本人にとっては無いでしょう。時間と労力に見合う見返りとスリルが必要です。
     戦国時代に地方の小集団が棟梁を押し立てて、大名になっていく、その過程で自分の人生も予想もしなかったくらいに成り上がっていく、といった見返りとスリルがあれば、選挙活動に参加する人もいるでしょう。田中角栄の初期の後援会などにはそういうものがあったでしょう。それがなければ、選挙に参加すること自体が楽しくはならないでしょう。


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    スタートアップ経営/シニフィアン共同代表

    若者が人口動態の観点で負けざるをえないのは今は残念ながら事実です。私は若者の支持基盤が広がることで仮に数的多数(マジョリティ)を取れなくても、若者の視点を持った政治家の数が一定規模で選ばれることで流れは変えていけると思っています。政治の世界が完全にイコールではないにしても、企業経営の取締役会で社外取締役や特定の専門領域の知見を持った人が10名中1名しかいなければかなり発言することも困難だし、意見を多面的に主張することも難しくなりますが、それが2名になるだけで大きな変化を生みます。そして3名4名と増えることで指数関数的に発言の影響力を増すことができます。

    実は20代だけでもすでに有権者数では12%を占めます。30代まで入れれば26%、40代前半まで入れると35%(1/3以上)、50代前半まで入れれば50%を超えます。どこまでを若者と見るかですが、40代前半は社会人になったのは就職氷河期・インターネット以降で感覚はいわゆるお年寄り世代とは大きく異なります。そして、50代前半もバブル以降の世代になってきています。ですので、投票率が高齢者に追いつくだけで十分「意見の数的優位」を作ることができますし、さらには若者世代にはSNSという武器もあります。意見を高め、投票率を圧倒的に高い水準まで高めればすでに「多数派」になることもできるのです。その事実をまず認識するだけでも選挙に対する意識は大きく変わってくるのではないでしょうか。


  • 「え。選挙ってそんなに面白いの…?」
    20年以上現場を取材する畠山さんだからこそ出てくる裏話に、衝撃の連続でした。
    まさに「選挙が10倍楽しくなる」経験だったと思います。

    また、若い世代に対して無理に希望を押しつけず、どうせなら楽しもうよと語ってくれるお姿もとても印象的でした。

    衆院選投開票まであと1週間。
    もう期日前投票は始まっていますね🗳
    コロナもあるし選挙めんどい、投票する先がない、と感じている方がいたらぜひ、読んでいただきたいです!


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