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論文「コピペしたことある」1割 医師1100人の研究活動を調査

朝日新聞デジタル
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  • 病院

    臨床医がなぜ論文を書くかというと、優等生的に言うと、それが当然必要なことだから、だと思います。
    論文を書かない医師は多いですが、論文を読まない医師は存在しません(そうあって欲しい)。
    つまり、論文を参考にしない診療というのは成立し得ないわけで、世界中の論文を書く医師に助けられつつ診療を行うわけです。
    翻って考えると、自分が気づいたこと、確認したことを世界へ発表することは医師の責務ということになります。
    お互い様です。

    実利面で言うと、年々少数派となっていますが、教授を目指す場合は当然、論文を書くことはキャリアに直結します。
    でも、教授など頼まれてもなりたくない、それでも論文を書くという医師もそれなりにいるわけです。
    一つはアカデミックな施設で働いていれば全く書かない訳にはいかないというプレッシャーなども多少はありはします。

    もう一つは、楽しいから書くという、パターンだろうと思います。
    研究の経験を積み、論文が良い雑誌に通るようになり、日本で、やがて世界で研究者としてのプレゼンスが出てきて、自分の書いた論文がガイドラインを書き換えていく、というのはゾクゾクする経験です。
    自分の腕で、頭で世界の診療を向上させるという楽しみです。
    承認欲求とも表現できるとは思います。

    実際にはそれらが入り混ざっていると思いますが、現実的に、平均的な医師から見て、論文に情熱を燃やす医師は、変わり者、変態と認識されていると思います。
    大した実利はないけど大変な作業なので。
    世の役に立つ変態です。

    ここだけの話ですが、ギフトオーサーシップは日本に関わらず蔓延っています。
    誰も幸せにしない、臨床研究の悪い伝統で、単施設の研究では筆頭、セカンド、ラスト以外は実質的な貢献はしていないのではないかな?などと割り引いてみますし、たくさん論文業績がある人は、大きな施設で長く働いてたのかな?などと思うだけで、論文数が研究者の実力を反映しない指標になってしまっていることは医師は誰でも知っています。
    これで誰が得してるのかな?という話です。
    先輩、目上の方から、実質的に関わってない研究に自分の名を入れるな、と言っていただかないと、こちらから、そっと名前を外すのはなかなか難しいところもあります。

    追記
    Saitou Kazuhiroさん
    最近統計の論文を書き始めましたが本当の著者だけでよく気分爽快です。


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    東京大学 総合文化研究科 教授

    信じがたい割合で大変驚きました。元の調査における「コピペ」がどういう意味なのかがわからないのですが、論文は引用した上でどこから引用したのかをきちんと表記すれば、問題はありません。すべての論文はそうした「コピペ」を前提としています。

    ところがここで引用元を示さないと、これは剽窃と呼ばれ、明確な研究不正です。量の問題ではありません。1件でもあれば、専任教員だと大学から解雇されるような重大案件で研究者としての生命を絶たれることになりかねません。もし後者の「コピペ」が1割も行われているとのであれば、もはや日本の医師の論文全体が信頼できるものではない、ということになります。学界全体の信用に関わる問題で暗澹とした気分になります。


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    毎日新聞 ニューヨーク支局専門記者

    コピペは分量と出典の有無で評価が割れるだろうが、記事に引用されてる数字ではこっちの方がやばいと思う

    ・論文の作成や校閲に関与せず共著者になった人11%
    ・倫理審査委員会などの承認を得ずに発表した人5・8%


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