[ベルリン 21日 ロイター] - 米ファイザー・独ビオンテックは21日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)の臨床試験(治験)で、95.6%の有効性が示されたと発表した。

感染力の強いデルタ変異株にも効果があるほか、良好な安全性プロファイルも示されたという。

治験には16歳以上の1万人の被験者が参加した。

米食品医薬品局(FDA)はこれまでに、ファイザー・ビオンテック製ワクチンの追加接種について、65歳以上の高齢者や重症化リスクの高い人を対象に承認している。

さらに、FDAは20日、モデルナ製とジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンの追加接種の緊急使用を承認。初めに接種したワクチンと異なる製品を打つ「交差接種」も可能になると表明した。