中国の投信、430兆円規模に膨張 不動産からシフト
日本経済新聞
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不動産が買われてきた背景に魅力のある投資先がない、という問題がありました。こうした問題を中国政府も認識していて、投資先の開拓に向けていろいろな政策に取り組んでいます。儲かるとなるとともかく殺到するのが中国の常。不動産への集中を投資信託でうまく緩和できるかどうか、不動産業界が軟着陸できるかのポイントの一つだと思います。
問題はその投資信託のポートフォリオ内訳や、選択における精査が十分行われているのかなのですが、急ごしらえの感じも否めません。
今までの感じからすると内容物をまとめ直してリスクを見えづらくし、別の小口客層にそのリスクを肩代わりさせている可能性を拭えないですよね。
不動産以外の構成や国内外の比率が気になるところですが…。
エバーグランデ騒動やコロナが落ち着き、金利その他の傾向が織り込み済みということで、米国相場の調整は市場予想よりも軽微でした。早速年末に向けて上がり始めていますが、中国の金融信用不安はまだ未解消分がだいぶ残されているのではないでしょうか。
市場のチキンレースは来年序盤に持ち越された、というシナリオも脳裏によぎっています。