半導体センサーで新型コロナウイルス検出 デンソーなど開発
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一見何に役立つかわからないものも含めて、すべての研究はイノベーションの源泉として推奨されるべきものであると思いますし、mRNAワクチンに関する基礎研究がそうであったように、このような研究が突如としてブレークスルーすることはしばしば見られます。
今回の共同発表の対象となった「センサー」に関しては、現状は公的資金によるコンソーシアム形式の基礎研究の成果報告という性格だと思います。半導体を用い、ウイルスを分子レベルで検出できたという実例を有したという段階での発表で、医療機器として実用化レベルに至るまでにはクリアすべき課題も残っていると思います。今後の発展が期待されます。
公的資金の提供元が研究費の受け入れ先に対し「成果を広報するように」求めていることが、同種の基礎研究の成果が頻繁にプレスリリースされている背景にあります。日本もキャッチアップしてきたねー。
既に、imecとジョンズ・ホプキンス大学が同様の半導体を商用化してるのがちょっと残念。
11月にブリュッセル空港で実証実験が始まります。
imecの呼気中の新型コロナを診断できる技術、miDiagnosticsが商用化へ
https://newspicks.com/news/6284125?ref=user_151962
2020年にimecは、独自の半導体プロセス技術を応用する形で呼気中の新型コロナを判別する手法を発表していた。
