テスラ、リン酸鉄リチウムイオン電池への世界的な移行を計画
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昨年のバッテリーデイでは2170を一回り以上大型化した4680セルを大々的に発表してましたが、中身の正極は従来の三元系NCMとハイニッケル正極も使うと言ってましたね。このハイニッケルは、盟友のジェフ・ダーン教授の単結晶正極だと思うのですが、最近全く聞かなくなりました。
https://newspicks.com/news/5784020
既に中国で単結晶材料も作られていて、買って来ればいつでもセル組み出来るように読めたんですけどね。
LFPの価格の安さもイーロンを惹き付けているのかもしれませんが、定置用蓄電池のメガパックを提供していることもLFPに目を向けさせたのかもしれません。やはりケミカルはイーロン苦手かも。
一方でトヨタはLFPは恐らくやらないんでしょう。重たいし、容量も少ないのでEVに使う気にはならないのが普通。そう考えるとBYDがバスやタクシーに載せてグローバルに席巻しているのは流石で、バフェットの慧眼なのかもしれません。古くからバッテリーに関わっている人にとって、LFPは今さら感が強い。安全で寿命が長いことは分かっていても技術的な後退だと感じてしまう。名付けるとすれば逆コンコルド効果ですかね。マスク氏はこの辺りのしがらみがないのでしょう。
日本にとってLFPは中国との価格競争にしかならず、独自の電池で勝負したいところです。4680はどうなるんだろう。上級モデルに限定???
>LFP電池への切り替えは航続距離が標準的なモデルが対象になると説明した
LFPは高価な原材料を含まないので安価ですが、逆に言うとリサイクルで高価なものがないわけで負担が大きいわけで。業界が追随すると十年くらい経った後にリサイクルで色々と問題が起きそう。
>電池を巡るテスラの動向には業界の多くの企業が追随するとみられる