ノーベル賞学者の「KAGRA計画」 重力波の検出は事実上、不可能に
文春オンライン
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「実は、KAGRAは2020年3月に瞬間的に1MPcを達成して以来、ほぼ進展がない状態なのです。例えば、25MPcの感度で一発の重力波の観測に1年かかると仮定すると、1MPcでは1万5千年以上待たないと観測できません。事実上、重力波の観測が不可能な状態にあることを、梶田氏自らが認めた形です」
注目のコメント
アメリカや欧州と比べて15年遅れていると書かれているが
この計画を今白紙にしてしまうと更に遅れを取ることになる
だったら検出不可能だったとしても将来15年後には
観測できるようにするために、計画は進めるべきだと思う
今諦めたらそれこそ一生、世界から取り残されるハメになるKAGRAで観測可能な範囲が、25~130MPcという目論見と異なり、実力値で1MPcの性能しかないという記事。
> 重力波が観測できる最低ラインの感度は25MPcと言われている。
25MPcが1MPcに下がると、観測可能なエリアが1/(25の3乗)になる。
なので、性能が25MPcの観測装置で1年間の観測を、性能が1MPcの観測装置でやると(25の3乗)=15,625年かかる、という計算。