「ハンカチ斎藤佑樹は余裕で食っていける」アスリートの再就職先の天国と地獄
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注目のコメント
アスリートの引退後については、本人が何をしたいか、何ができるかという視点で進める事が大事かと思います。今はSNSなど個々のプラットフォームでの発信が可能です。無論、社会への順応からニーズはありますが・・・
スポーツ選手のセカンドキャリアの記事が出る度に同じコメントをしていますが、東京パラリンピックで盛り上がった障害者スポーツ界が今まさに直面しかけている問題です。
かつてのパラリンピックは競技性が乏しかったかもしれませんが、多くの選手が仕事の傍ら競技に取り組んでおり、選手には一定の社会性がありました。
一方で、最近はパラ選手でも大学の特待生制度や企業のアスリート雇用制度が整備されて競技環境は充実しており、むしろそれくらいしないと国策で強化している他国に勝てない状況となっています。
そのため、一般のプロスポーツと同様に、今後はまともな社会経験がないまま現役を引退する選手が出て来ることが予想されています。
日本パラリンピック委員会にはこの問題を解決しなければという問題意識がありますが、競技団体によって浸透度にかなり違いがあるのが現状です。
追記:
記事にはいろいろな例がありますが、おそらく最大人口を占めるのは記事の最後に記載されている「プロ化されていない競技でオリンピック出場に至らない無名の実業団選手」です。