2021/10/21
【新】「幸せと成功」を定義しよう。そこからすべてが始まる
2019年に、創業からわずか3年11カ月で東証マザーズ市場にスピード上場した、再生医療ベンチャーのセルソース。
この会社を33歳の若さで立ち上げた創業者が、代表取締役社長CEOの裙本理人氏だ。
裙本氏は、新卒入社した住友商事を32歳で退職し、これまでまったく経験のなかった「再生医療」に着目し、再生医療の現場を支える細胞加工の受託ビジネスを始めた。
その結果、ベンチャーキャピタルの出資を受けることなく、創業初年度から黒字化に成功した。
多くのバイオベンチャーが収益化に苦しむなか、なぜ裙本氏はすぐにセルソースを軌道にのせられたのか?
その思考のすべてを書き記した初の著書が、10月下旬に発刊される『ミレニアル・スタートアップ』(BOW BOOKS)だ。
ミレニアル・スタートアップとは、1980年代前半から2000年前後までに誕生したミレニアル世代が立ち上げたスタートアップのことを表す。この世代はその前の世代とは異なる価値観を持っており、ビジネスにもそれが表れている。
裙本氏とセルソースが躍進する根底には、ミレニアル世代ならではの考え方があることが、本書からは読み解ける。
ミレニアル世代ならではの考え方とは何か? 今回のプロフェットでは、その思考の一端に触れてみよう。
INDEX
- 人生の成功は「3つの自由」
- 規制が変更されるところにチャンスあり
- 資金調達よりも、自己資金にこだわる
- 大切なのは「言行不一致がないこと」
人生の成功は「3つの自由」
就職ランキングで上位にランクされた大企業に入れたら「勝ち組」──。
裙本氏は、新卒当時からこのような考え方に激しい違和感、いや嫌悪感を持っていたという。
自身が入社した住友商事は、世間一般では「勝ち組」と言われるような会社だが、裙本氏は、勝ち組になりたいから選んだわけではなかったし、そもそも勝ち組・負け組と優劣をつけることに一切の意味を感じていなかったという。
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