[19日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグは19日、リーグ所属選手の68%が新型コロナウイルスワクチンの接種を完了したと発表した。少なくとも1回接種している選手は81%。

英メディアは先月、同リーグの20クラブのうち、50%以上の選手がワクチンを接種しているクラブは7つしかないと報じていた。

その状況を受け、イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は今月初め、「一部の選手がワクチンを接種していないが、交流サイト上の陰謀論に影響を受けている可能性がある」と発言していた。

また、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のオーレ・グンナー・スールシャール監督や、ニューカッスルのスティーブ・ブルース監督は以前、一部選手がワクチン接種を拒否していると話していた。

プレミアリーグは声明で「ワクチン接種率はリーグ側で毎週集計しており、各クラブと協力して選手、スタッフへの接種奨励を続ける」と語った。