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コペンハーゲンで感じたのは、新しいモビリティの出現は都市のあり方を更新するということでした。徒歩でも自動車でもない中速域モビリティの充実はコペンハーゲンという都市を明らかに魅力的なものにしていました。
記事中にはあまり言及はありませんが、米国のBIRDは今e-bikeにも力を入れています。e-bikeも都市における新しい中速域モビリティの一つです。あまりによくできたからなのかBIRDはこのe-bikeを自社のシェアリングサービスで貸し出すだけでなく、一般向けに販売も始めてしまいました。
日本は中速域モビリティによるイノベーションに出遅れた感がありますが、新しいサービスの参入によるキャッチアップが期待されます。
叩かれてもよいので、しつこく書きます。ヘルメットなしでの危険性を正しく認識すべきです。
(以下、記事中から引用)
「ヘルメットは任意だが普通自動車免許が必要、最高速度は時速15kmで車道に加え自転車専用レーンを走行できる」
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
LUUPを利用していますが、15キロの速度制限と、10分110円、以降1分16.5円という点を踏まえると、10分以内の短距離移動に適しているなと感じました。
移動距離でいうと、2キロくらいでしょうか。
現時点ではまだ自転車の方が早くて安くて便利ですね。
シェアリングサービスは実はIoT製品で、鍵の解錠で通信をしているのでご一緒することが多い領域です。多くのプレイヤーが参入して市場が確立されることは嬉しいですね!
ノーヘルで事故が起きた際の責任を運用者は負わないのでしょうか。さらに言えば、自分たちの運転もさることながら、混合交通の中で他者からどのように見られているかも理解が乏しいように感じます。
2段階右折もしないようですが、よくよく安全には気を使って欲しいものです。
ラストワンマイルを引き合いに出すシェア事業者が多いのですが、タチ乗り二輪車が高齢者や障がい者の足となるのかも少々疑問です。
・Birdの日本法人としてではなく、BRJ株式会社を設立、Birdの国内営業権を取得して事業展開
・ジオフェンシング技術でエリアごとに走行ルールを設定し、自動で減速させることができる
・東京23区ではなく、人口30万人規模の都市に絞り、まずは立川市
今後は埼玉県所沢市、さいたま市、千葉県野田市、千葉市などを狙っている
Birdの日本法人として運営せず、人口30万人規模をターゲットにするのであれば、規制改革次第でかなり期待できるのではないかなと思いました。
電動キックボードの規制については以下記事でコメントしているのでご参考に
https://newspicks.com/news/6251108
今は特例措置。
将来の方向性を早期に示さないと、その間に説明の無い販売が増え、ルールから逸脱したキックボードや利用者が増えていく。
車道をそんな低速で走ったら逆に交通が滞る原因になりそうだけど。
「基地内は原則として米国の交通ルールが適用されるため、最高速度は時速25kmに設定されているが、ショッピングセンターや幼稚園、小学校のそばでは最高速度を時速12kmに制限した。」
電動キックボード最大手BIRDが日本に上陸するという記事です。
電動キックボードに関しては広がることは間違いないと思いますが、海外とは違い日本では都心部を中心に道も人も狭い距離にあります。
自動運転の導入が地方から進んでいる理由もしかりです。
都心部ではマナーの問題は起きますし、地方より事故の可能性は大きと感じます。
逆に地方は観光面でも利用される可能性は高いと思います。
あとはラストワンマイルの問題はありそうです。
先日、千葉県の柏の葉キャンパス駅に行った際、電動キックボードの貸し出し場所を見つけましたが、乗ったことのない私が、急に利用する気にはなれませんでした。(操作が不安なため)
認知度も上がり身近になっていきますが、「乗る」までの距離をどのように縮めるのか、課題が残りそうですね。
▼まとめ
・2017年後半に米国で生まれ、あっという間に世界中へと広がった電動キックボードのシェアリングサービス
・米Bird Ridesだ。2017年に創業し、現在では世界28カ国の300都市以上でサービスを展開している