選挙は立法者を選びますが、日本の場合は議院内閣制なので、行政の長も選びます。 立法者というのは、ルール・メイカーです。ビジネスでもスポーツでもアートでも、ルール・メイカーを味方につけた者が最強です。 どんなに技術があっても、身体能力があっても、ルールで出場停止にされたら負けです。どんな絵画が優れた絵画なのか、ルール・メイカー次第で、社会的評価も価格もガラリと違ってしまいます。 EUが脱炭素を主導しているように、ルール・メイカー次第で、技術を持つ自動車メーカーがマーケットのシェアをいっぺんに失うこともありえます。 国会というルール・メイカーを支配できれば、農業従事者に有利なルールをつくることも、都市部住民に有利なルールをつくることも、子どもが多い世帯に有利なルールをつくることもできます。 国会議員選挙というのは、自分の人生でしたいことを実現するための最強のツールになるはずなのですが、それを活用したいという有権者が少ない、特に若い有権者に少ない、という現状がありますが、その理由はいくつか考えられます。 ① 全政党の中道化。どの政党もそれほど言っていることが違わず、それほど自分に有利なルールを提示しているように見えない。これは日本社会が分断されていない、ということでもあります。自民党という包括政党があまりにも成功したので、どの政党も中道でないと勝てないと思っている。 ② 実は国会議員はルール・メイカーではない。官僚と渡り合ってルールをつくっていけるような政党・国会議員がいない。 ③ グローバル化。脱炭素などもそうですが、国際的な(欧米がつくった)ルールに追随せざるをえない。TPPなどもその流れを強める可能性があります。
ここに、党や候補者が「有権者に何で評価されるか」、そして有権者からすれば見極めの難しさという問題があります
例えば「財源無きばらまき政策」は、本当は国と国民を救いません
候補者個人を見るときはどうでしょう?
見映えが良い、駅やポスターでよく見る、SNSの発信がうまい― 厳しく言えば、本当はどれも、真に国と国民のための政策を作り国を動かすという「候補者の中身」とはリンクしません
けれど候補者は、それが評価されるからやる、となります
直接接する機会がなければ、そうしたことで判断するしかないという限界もあります
こうしたジレンマを抱えながら、地元の声を聞くため、普段から手探りで次のような活動をしていました。(議員の本務(国会や党活動、政策立案、役所や団体対応等)をやった上で)
①毎日早朝から駅に立つ
②会合をはしごし全出席者(一か所数十~数百人)にお酌し、週末多くの行事や祭りを回る
③一軒一軒、計数万軒のお宅や商店を訪ね歩く
④集中豪雨被害のお宅全て1000軒を回り、ご一緒に土嚢や畳を片付け、再発防止策を考える
⑤医療機関、高齢者・障がい者施設、保育園幼稚園等をできる限り回り、職員や入所者の方の困り事を伺う
⑥ポスター約1500枚、直接お願いに行き許可を得、畑や塀によじのぼって、針金で付ける
等々
落下傘候補でひとりぼっちのスタートで、ど根性でやり続け、同じ公募に応募した地元政界の有力者達にいじめられ、階段から突き落とされ骨折したりしながら、自民は勝てないと言われた選挙区で、二回勝たせていただき、支持も広がりました
されど。
4年前のあの騒動、録音した“秘書”の方は、実は、週刊誌の元記者でありました。支援者に対し、めちゃくちゃをされ、パニックに陥りました。仲間の別の“秘書”の携帯メッセージのやり取りには、私の「息の根を止める」「そのために今、いい子の振りをしている」「最後に誰も見ていない所で、刺してやる(笑)」と書かれていました
そして出版社は、音声をメディアへ貸し出し、数億円の利益を得たと報道されてました
政治の世界はヤクザと似てると言われます
もちろん、至らなかったのは、私です
その上で、人を疑うことも政治の恐ろしさも知らず、頑張れば乗り越えられると信じて生きてきた己の甘さや世間知らずを、心底悔いています
立法者というのは、ルール・メイカーです。ビジネスでもスポーツでもアートでも、ルール・メイカーを味方につけた者が最強です。
どんなに技術があっても、身体能力があっても、ルールで出場停止にされたら負けです。どんな絵画が優れた絵画なのか、ルール・メイカー次第で、社会的評価も価格もガラリと違ってしまいます。
EUが脱炭素を主導しているように、ルール・メイカー次第で、技術を持つ自動車メーカーがマーケットのシェアをいっぺんに失うこともありえます。
国会というルール・メイカーを支配できれば、農業従事者に有利なルールをつくることも、都市部住民に有利なルールをつくることも、子どもが多い世帯に有利なルールをつくることもできます。
国会議員選挙というのは、自分の人生でしたいことを実現するための最強のツールになるはずなのですが、それを活用したいという有権者が少ない、特に若い有権者に少ない、という現状がありますが、その理由はいくつか考えられます。
① 全政党の中道化。どの政党もそれほど言っていることが違わず、それほど自分に有利なルールを提示しているように見えない。これは日本社会が分断されていない、ということでもあります。自民党という包括政党があまりにも成功したので、どの政党も中道でないと勝てないと思っている。
② 実は国会議員はルール・メイカーではない。官僚と渡り合ってルールをつくっていけるような政党・国会議員がいない。
③ グローバル化。脱炭素などもそうですが、国際的な(欧米がつくった)ルールに追随せざるをえない。TPPなどもその流れを強める可能性があります。
日本社会にこれまでとは全く別のルールを提示する政党が出てきて、それが相当な支持を得る時、日本社会は分断されて、投票率が上がるでしょう。一番ありそうなのは、日本の中国化ですが。
ルール・チェンジの必要と具体案、それを実行できる政党が無ければ、投票率は上がりません。
そもそも国のために働く人たちなのだから、地元に張り付いて利益誘導の先頭に立っていること自体、国会議員としてのミッションが間違ってないか?と思うのだ。
県や市町のことを考えるのは、県会議員や市会議員で良い。国会議員はひたすら国家のことを考えるべきで、その観点からも「地元選出の先生」ではなく、「国全体として最適な人材」を選ぶようなシステムにすべきではないかと。
なんとなくその瞬間の知名度や聞こえる政策で選んでいるのだが、過去なら保育園無償化などやりますという内容は似通っており当然やったほうがいいこと。
これをやりません、何故ならば、とセットで聞きたい。
国政の世界がどれ程のダークサイドがあるのかは想像にがたくない。それを変えるためには、今度こそ批判票一票を投じるべきだ。政権政党の緊張感が改革を呼び起こすだろう。日曜朝は政治を考えよう。
特にいいなと思ったのは、候補者の政策や考え方をまとめたウェブサイト集。
自分の考えに近い候補者を選びたいものです。
まずは、選挙に行きましょう!
被選挙権年齢引き下げは、自民党はじめ各党で方向性が一致していますのでそのうち諸外国同等の年齢になると思われますthx. 当方も数年前に同取組に関わらせて頂きましたm もちろん、立候補者の母数を増やしていくのも同時並行で重要なのですが。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS22H3G_S6A121C1PP8000/
https://go2senkyo.com/articles/2016/07/07/21210.html
私たち市区町村の職員は投票所で受付をするわけですが、少しでもたくさんの人が来てくれると良いなと思って、現地で待ってます。
候補者のこと、なかなかわからないこともありますよね。投票先の決め方はいろいろあると思いますが、選挙に行くというのも、悪くはないことだと思うよ。
投票率4割きると、当日の投票所はかなり寂しいです。