[19日 ロイター] - 米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は19日、2021年の調整後1株利益予想を上方修正した。

2021年の新型コロナウイルスワクチンの売上高予測は25億ドルで据え置いた。J&Jワクチンは遠隔地などへの供給に重要な役割を果たすと期待されたが、欧米などへの供給も遅延している。

2021年の調整後の1株利益予想は、従来の9.60─9.70ドルから9.77─9.82ドルに引き上げた。

第3・四半期決算は、一時項目を除く1株当たり利益が2.60ドルと、リフィリニティブがまとめた予想の2.35ドルを上回った。

売上高は233億4000万ドル。予想の237億2000万ドルに届かなかった。