米国で大麻関連企業への投資が急増、2021年の平均投資額は昨年比165%増に
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大麻の娯楽接種は、既に大多数の州で合法化されており、本産業の平均投資額が165%増えたのも、当然の流れである。5-7年ぐらい前には、シードステージの投資領域として人気であったが、現在はIPOを目前とした後期ラウンドまで成長している。
コロナ禍にアルコール消費量が増えたが、大麻も同等の追い風があった。アルコールと比べて二日酔いなどのデメリットが低いことも特徴的である。「大麻は依然として連邦政府には違法薬物とされているが、企業は“増え続ける規制”に直面しながらも成長するための新しい方法を見出している」
規制緩和で気軽に大麻を利用できるようになるのかと思いきや、逆に規制強化されてるのか。規制強化されるということは、そこには何かしらの問題が発生たわけで…。
なんて、今までさんざん違法薬物として小中高と教わってきた身からすると、どうしても色眼鏡で見てしまいますね。
また、ペンシルベニア州なんかは違法薬物で先進国とは思えない有様*なので、政府としては「ヤバい薬が流行るくらいなら大麻の方がマシ」という具合に打算的な考えもありそう。
*【ヘロイン中毒者のたまり場閉鎖 米都市の根深い問題を露呈】https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-40933097.amp規制緩和により、表に見える範囲だけでもこれだけの資金流入があるということか。
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2021年の最初の5カ月間に大麻関連企業が実施した資金調達は132件で、その1件あたりの平均調達額は1500万ドル(約17億円)にのぼる。しかし、資金調達の激しさはその後も加速し、直近の5カ月間に大麻関連企業は73件の資金調達を実施しているが、平均調達額は2800万ドル(約32億円)と86%も増加した。これらの中には、シリーズDまでのプレシード投資の他、IPO後のエクイティ資金調達、エクイティクラウドファンディングなどが含まれる。
2020年の水準と比較すると、大麻関連の平均投資額は、2020年の750万ドル(約8億5800万円)から、2021年には1990万ドル(約22億7600万円)へと165%増加している。資金調達イベントの数も飛躍的に増加しており、2021年は現在までの10カ月足らずの間に、205件の資金調達ラウンドが報告されている。2020年は通年で176回だった。
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