アルジェリア独立デモ弾圧 仏大統領「犯罪」と批判(写真=ロイター)
日本経済新聞
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デモ弾圧を指示したのは、当時パリ警視総監だったモーリス・パポン。この人物、ビシー政権下でユダヤ人の強制収容所送りに加担していたことが後に発覚し、懲役10年の判決を受けるが、軽すぎるという批判も多かった。そして、判決後、パポンはスイスに逃亡してしまう。ようやく1989年に89歳で収監されたが、高齢を理由に数年で仮釈放され、またもや大きな議論を呼んだ。仮釈放後、2007年に死亡したのだが、今でも大いに評判が悪い。1961年のデモ参加者の子孫もまた、パポンを強く非難している。