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寄生虫「エキノコックス」愛知県知多半島に定着、あなたにできる予防法は?(石井万寿美) - 個人

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  • ブラックジャックで読みました。オーストラリアのディンゴという犬みたいなやつの寄生虫でした。


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    東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医・医学博士

    エキノコックスが話題になっていますね。

    エキノコックスは4種類あり、そのうち多包虫症が問題となっています。
    イヌ科、ネコ科を終宿主とする寄生虫ですが、人間に感染すると基本的に手術で取り除くしかないという難しい相手です。

    唯一といってよい治療薬であるアルベンダゾールは、エキノコックスを完全に殺せないため、投与を中止すると再発しますし、肝臓の障害を起こしやすい薬なので、長期投与が難しい場合もあるのです。

    1936年に北海道の礼文島でエキノコックスが発見されたとき、すでに多くの方が感染しておりなくなった方が多数発生しました。
    多包虫症は、処置をしなければ90%以上が致死的な経過をたどるという報告もあるのです。

    礼文島の野犬はすべて殺処分されましたが、すでに同時期に北海道に広がり、現在は北海道全土に拡大しています。
    現在、北海道のキツネの30~40%、飼い犬の0.4%がエキノコックスに感染しているとされています。

    北海道では対策を十分なされていることもあり、感染は年間20例程度で推移していますが、本州に拡大することが恐れられていました。

    2019年には愛知県知多半島で発生していたことは報告されており、定着しているのかどうかが現在も調査が続けられています。
    その流れでの報告ですね。

    スクリーニング検査は血液検査です。
    1984年から1993年に、715841人が検診を受け5653人がELISA検査で陽性となり、うち60人が患者と認定されたという報告があります。


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    総合内科医 医学博士

    エキノコックスは寄生虫感染症に分類されるものの1つで、キツネやイヌを終宿主とする寄生虫の幼虫が人体に感染し様々な症状を起こす病気です。具体的には肝臓や肺などに住み着いて嚢胞とよばれる空洞のようなものを作っていく病気です。感染してもすぐに症状が出るわけではなく、10年~15年経って嚢胞が大きくなって初めて症状が出現します。これまで流行地は北海道が主でしたが、愛知で確認されたとなると、この疾患を疑わなければいけない状況も増えてくることになると思います。


  • 総合医, 臨床教授, 国際公衆衛生師, 麻酔科標榜医, 総合内科専門医, 学校医, 産業医, アメリカ健康教育師 副院長,臨床教授

    メディアが報じていなかっただけの話です。コロナウイルスと同じですね。1999年4月~2018年末までに425例が報告程度のエキノコッカスです。肝臓や肺にゆっくりと進行してみるかることがあり肝臓はエコー、肺や脳はCT検査などで見つかります。公衆衛生的にはより多くの人をターゲットにするため普段よく見かけるものから述べると(全部は無理ですが)、サルモネラ感染症(卵の表面についているため自分で鶏を飼っている方は注意)、カンピロバクター症(お腹の痛い下痢)、猫ひっかき病(そのまま猫に掻かれた)、パスツレラ症(猫犬、人に噛まれた)、オウム病(鳥のフン)、かいせん(犬、人から感染、かなり痒くなります)、猫から感染する子供に先天性疾患を残すトキソプラズマ症(脳室拡大や脳内石灰化、肝腫大、腹水、羊水過多など)などメディアが一部しか取り上げないだけですね。


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