膨張を続ける宇宙はどのようにして「終わり」のときを迎えるのか
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注目のコメント
Max Tegmarkからの受け売りですが、一捻りありまして。熱的死でも、そこに生きる生物の情報処理スピードをどんどん遅くしていけば、主観的には無限に生き続けられると。もっと非直感的なのは、ビッグクランチのときも宇宙が密になるにつれて指数関数的に生物の情報処理スピードを早回しにしていけば主観的には無限に生き続けられると。もちろん、完全に理論上の話ですが。
うまく説明できた気がしないので興味あれば原書読んでみてください、Life 3.0って本です。「講演会で熱的死について話さなければならないとき、最前列の人が頭を抱えたり、世界に対するすべての希望を失くしたような顔をしたりするのを見てきました」
自分にはむしろこの事象が面白可笑しい。
1000億年以上先の話に揃って絶望するなんて案外思考が壮大な人も多いのか、あるいはカトリック的な我が身の行く末も語る終末観の否定が絶望をもたらすのか。